top of page

【色が語る心の声】オレンジのメッセージ:つながりと安らぎが欲しい、トラウマからの解放

更新日:2024年11月11日



オレンジのイメージ:元気を与える色

オレンジ色は、明るくエネルギッシュなイメージを持つ「元気色」です。柑橘系のフレッシュな香りを想起させ、名前からもオレンジの果実が浮かびますね。オレンジ色は食欲を増進する色とも言われているので、食べる=元気=健康のイメージに繋がります。


しかし、オレンジには意外な一面もあります。心の深い部分に眠るショックやトラウマ、寂しさや孤独感といった意味が含まれているのです。カラーセラピーでは、こうした一見対照的な側面がオレンジの本質を成していると考えます。


オレンジと「心の傷」とのつながり

食欲が増すことと、心の傷や孤独感には、一見無関係のように思えますが、実は深いつながりがあります。誰かと一緒に食事をしながら語り合うことで、自分が一人ではないことを実感できたり、心の負担が少し軽くなったりすることがあります。


私自身も若い頃は、誰かと外でお酒を飲んだり、食事を楽しんだりする時間を大切にしていました。食事の美味しさや楽しさを誰かと分かち合いたい気持ちがあったのです。オレンジ色には、こうした「交流」や「分かち合い」の意味もあります。



仲良くなるための食事というコミュニケーション

「誰かと仲良くなりたい!」と思ったとき、食事に誘う人が多いと思います。食事を共にすることで、心の距離が縮まりますが、プライベートだけでなくビジネスの場でも同じです。取引先やお客様と一緒に食事をすることで、よりスムーズな関係が築かれることがあります。 食事や飲み会で、昼間の仕事では分からなかった人柄に触れることができるので、仕事がしやすくなる経験がよくあります。


オレンジ色は、こうした「社交性」を象徴し、人と人をつなぐ架け橋となる色です。人とつながることに喜びを感じ、安心感を得ることは、私たちの本能的な欲求なのかもしれません。



明るさの裏に潜む孤独

飲み会が好きな人たちは、大抵気さくで周りに配慮ができる明るい性格の人が多いものです。私も、そのような人たちと一緒にいる時間はとても楽しかったです。しかし、そんな明るさの裏に、ふと寂しさや孤独を感じることもあったのです。「楽しいね」「また飲もうね」と言う言葉に、どこかグレーがかった寂しさのようなものを感じました。


明るく楽しませてくれる人でも誰かとつながっている安心感が必要だったのかもしれません。オレンジが持つ「明るさ」と「孤独感」という対照的な側面が、ここに表れているように思います。


オレンジの力で、心の奥にある傷を見つめる

人は皆、誰かとつながりたいと思う本能を持っています。しかし、過度に孤独感を感じたり、人とのつながりに固執しすぎたりする場合、もしかしたら自分でも気づいていない心の傷やトラウマが潜んでいるかもしれません。


オレンジは、心を元気にし、社交的にする色であると同時に、私たちが無意識に抱えている寂しさや孤独感を示してくれる色でもあります。カラーセラピーを通じて、自分の心と向き合い、オレンジが教えてくれる心の真実に耳を傾けてみましょう。







留言


bottom of page